2025.1.30 外来キロク

 今回もご覧いただきありがとうございます。Kukiです。

診察に行ってきました。
2週間ぶりの外来の様子を書いていきます。

今までの外来経過
先々週の外来キロク
見ていただくと、流れがスムーズにわかるかと思います。

 1.16から2週間後の外来です。

体重

※前回比(前回=家:先週 病院:先々週)

家   33.8kg→34.0kg(+0.2kg)

病院  37.0kg→37.3kg(+0.3kg)

診察

 前回の診察では「体重を増やすこと」よりも「社会復帰すること」へのモチベーションばかりが上がり具体的な取り組みができずに焦っていた私に対して、そもそもその順番が逆で、まずは何よりも“増量”。これが取り組むべき課題だと直面化させられました。

「増量をすることが第一優先事項」として、1食ずつに意識を向けることを実践することになっていました。

 まずこの2週間で、1食ずつ意識を向けるとは具体的にどういうことか考えてみました。それは毎日ルーチンとなっている同じ内容の食事を見直してみることだと思いました。

 家族とも一緒に見直し話し合って導き出された課題として、①今のままの食事内容だと体重を維持する程度のカロリーしか摂取できていない(カロリー計算自体していないので定かではないのですが体重に変動がないため)、②私が好む食べ物は調味料や添加物などが少ない素材本来のものが多く、好きなものを食べてカロリーアップするとなるとその分量をたくさん食べなければいけない ということです。

結果、治療のための食事なので「好きなものを好きな量だけ食べることはしない。」ようにし、「カロリーをパフォーマンスよく摂取するために、高カロリーな食べ物を日々の食事に取り入れたり、定期的に外食をする。」こととしました。

その話し合いから外来日まで、外食を2回して毎朝のパンを食パン1枚からスイートブールという高カロリーな菓子パンに変更して過ごしました。

 治療のための食事に関して、家族は例えとして「子どもは薬が嫌い。でも風邪を引いたら治すために飲んでもらう。嫌がってもそれをすることが回復へのルートだから。ここで言う薬が食事になったと考えている。」と話していました。そうだなと思い真剣に病気と付き合ってくれていることが身に沁みました。自分だけの問題じゃないんだと。

 少し余談でずれてしまいましたが、食事に意識を向けた結果以上のような変化があったことを主治医に伝えました。

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 主治医からは、体重は微増していってるし、変えた食生活の結果が表れてくるかこれからも外来時に体重を追って見ていきましょうと言っていました。

 私が常々口にしていた「社会復帰することへのモチベーションや焦り」についてはどうですか?と問われたので、食べて寝ているだけの毎日に感じ「何しているんだろう」と焦る気持ちはいまだにあるけれど、そこを焦るより焦らなきゃいけない、優先しなきゃいけないことが「増量すること」だと前回の診察で直面化したので、そこに意識を集中させていると伝えました。

 主治医は「今のkukiさんの状況はゲームに例えるなら、ボスを倒すために自分のレベル上げをしている最中みたいなもので、地味に思えるかもしれないけど必要なプロセスです。」とのことでした。

なるほど。私の周りは例え話が上手です笑 

 ここ最近ずっと体重変動や精神不安定さがあまりなく経過しているので、以降の外来は1回/1ヶ月の頻度に固定してもらいました。

 なので治療的食事を続け、また1ヶ月後にどうなるか!次回の外来キロクにて!

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「向き合っているのは自分だけじゃない、一人じゃない。」

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それでは、また〜🪽


About Me

Kuki(空気)

摂食障害持ちの
元精神科ナース、保健室の先生
29歳
東京出身
4年制大学看護学部卒業

病院の精神科ナースとして5年勤務後,
学校の保健室の先生として1年働く。
その間に摂食障害を発症し、1ヶ月入院。仕事は退職し現在自宅で治療中。

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