2025.6.12 外来キロク

 今回もご覧いただきありがとうございます。Kukiです。

診察に行ってきました。
1ヶ月ごとの外来。様子を書いていきます。

今までの外来経過
前回の外来キロク
見ていただくと、流れがスムーズにわかるかと思います。


 5.8から5週間後の外来です。

体重

※家:1週間ごとに計測中。5週間前から今週までの値を全て掲載、病院:5週間前の外来測定値との比

家 35.3kg【5/14】→35.4kg【5/21】→35.5kg【5/28】→36.0kg【6/4】→36.2kg【6/11】

病院 37.5kg→38.3kg(+0.8kg)

診察

 前回は、ほんのちょっとずつですが体重値ベースも上げられているし、来年度には復職したいと思っていることを伝えました。主治医からはその考え自体がまだ早く、体重が上がってきているとはいえBMIは14台、生理も回復していないのは復職できる条件にならないと言われていました。

そして「せめて40kg超えること、生理が回復することは復職する上での条件」と提示されました。

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 今月はいつものメニューに変化は加えられなかったのですが(そこはずっと課題…)、外食をする機会をたくさん設けられました。

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 前回も書いたのですが、やっぱりお昼ごはんのお米の量を増やして継続できていることは、増量につながっています。今月は家だけでなく病院での測定値も1ヶ月で約1kg増量出来ました。先月から35kgを下回らなくなったのですが今月は36kg台に入り下回らなくなっています。

 食事メニューが変わっていないのに増えるのは、体が蓄えようとしている=どんどん太っていくと感じ、気持ちとして複雑に思う時もありますが、最近は太ることへの嫌悪感はほとんどなく、“元の生活に戻さなきゃ。そのためには適正体重に戻さなきゃ。”という気持ちの方が強いです。体重も気持ちの持っていき方もいい調子。

 気持ちが後ろ向きの時は、他人からのお誘いにのれないし外出ができないので必然的に外食する機会も減ります。でも最近は他人からのお誘いにのれる頻度が増えました。

他人と出かける=外食になることが以前は葛藤が強いことでした。行くお店のメニューを事前に調べて、食べたいものではなく安心できるものを頼めるようにしておいたり、大体のカロリーを食材や調理法を調べて計算したり…。当日も他人と食べる時間を合わせることや食べ方へのこだわりを見せないことに気を遣ったり…。

 その葛藤が薄れて、当日の気分でメニューを選べるようになったし、食べ方や時間もそこまで気にならなくなりました。だから他人と外出できる機会も増えて気持ちも何となく前向きになる機会が増えて、摂食脳が改善してきている!と感じます。

 主治医が、低体重・低栄養の時は思考が回らず柔軟な考え方ができなくなるのでこだわりも強く出るしネガティブな発想ばかりになる。なので体重を上げること、栄養を取ることはいい状態でメンタルを維持するにも不可欠だと前から言っていて、それを最近体感しています。

体重が増えることのほうがメンタルが不安定になると思っていたら逆だなと。この気づきが更に体重アップへのモチベーションになっている気もします。こだわりが強いネガティブな時は自分で自分を苦しめてしんどい。

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 外食を増やせて良かった点がもう一つ。今まで以上に禁止食チャレンジができて、許可食が増えたことです。

 今月は小麦製品にチャレンジできました。小麦製品に関してはだいぶ葛藤が薄まっていて毎朝・たまに夜ごはんでパンを取り入れることは出来ていたのですが、なぜか麺がまだ葛藤の強いものでした。でも今月はパン付きのパスタコースやうどんも食べられるようになりました。ちゃんと美味しいと思えたのも嬉しかった。

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 この調子で外食が続けられたらいいのかもと思いつつ、働いていない中お金を自分に使うのがもったいないと思ってしまうことがあります。

 でも家族は治療が長引いて病院代がかかるより、今集中して治す、そのための出費なら治療費として安上がりと言ってくれるので、そんな支えてくれる家族のためにも一刻も早く治して精神的にも経済的にも負担をかけないようにしないとなと思います。

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 変化を加えながら着実に体重のベースがアップしているけれど、ルーチンの食事メニューの見直しや間食を取り入れることが未だできず課題です。なぜそこを変えられないのか考えてみると、食べたいものがなく、毎回食事のメニューを考えるのが面倒くさいのが理由の一つかもと気づきました。

忙しい朝に簡単栄養チャージ!朝食スープ

 私は今“食べたいけど食べられない““お腹は空いているけど食べない”といった我慢していることが何もなく、むしろ食事のことを考えなければいけない時間があると辛い。だから毎日のルーチンが1番楽なんだと思います。

「もっとカロリーを補うためにメニューを考えなきゃ。間食しなきゃ。」と食事のことを考えるのが嫌で避けています。実際、外食でも自分で食べたいものを決めるのが面倒くさいので、お店決めも相手にお願いしてしまうし、ランチコースにしてもらってメニューを選ばなくていいようにしてもらっています。食事にこだわっているのは自分なのに面倒くさい。排反してますね汗

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 主治医にはいつも通り問診への回答+上記を伝えました。今回もあっさりと他の患者さんの1/2程度の時間しか診察時間がなかったので、私の話を聞いた上で「この調子でいきましょう」とそれだけでした泣


 復職のことも前回提示された条件にはまだまだなので、気持ちはありつつ相談はせず。来年度から働くなら今のうちから就職活動をしないと間に合わないので、就職活動自体は始めようと思っています。

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「向き合っているのは自分だけじゃない、一人じゃない。」

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それでは、また〜🪽


About Me

Kuki(空気)

摂食障害持ちの
元精神科ナース、保健室の先生
30歳
東京出身
4年制大学看護学部卒業

病院の精神科ナースとして5年勤務後,
学校の保健室の先生として1年働く。
その間に摂食障害を発症し、1ヶ月入院。仕事は退職し現在自宅で治療中。

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