摂食障害かも?
精神科看護師が語る、
誰でも陥る摂食障害の可能性
今回もご覧いただきありがとうございます。Kukiです。
第2話は、
摂食障害かも?
心身の状態を知ろう!
・摂食障害のサインを診断しよう-早期発見のためのチェックリスト-
・摂食障害に陥るのは専門家でも例外ではなかった
として、摂食障害のサインや症状を紹介しながら私の実体験も交え綴っていこうと思います。
摂食障害かも?
心身の状態を知ろう!
〜摂食障害のサインを診断しよう-早期発見のためのチェックリスト-〜
摂食障害は、早期に気づき、対処することが回復への第一歩です。以下は摂食障害情報ポータルサイトに掲載されている神経性やせ症、神経性過食症の方によくみられる特徴です。
- 体重・体型への関心が高い。
- 太るのが怖い。
- 食事の量を減らすことがある。
- 自分でコントロールできずに、一度にたくさん食べてしまうことがある。
- たくさん食べた後に、食べたものを吐いたり、食事を抜いたり、たくさん運動したりする。
- やせている。
- 周りからはやせているといわれるが自分ではそうは思わない。
- カロリーや体重のことで頭がいっぱいになる。
- 生理がこない、不順になった。
- 手足が冷えやすい。
.
またユビーで行える摂食障害のサイン・症状の診断ページを掲載します。
AIでの診断のためあくまで参考となりますが、自分の心身の状態を把握する手助けになってくれると思います。
.
↓私も現状でやってみました。
まだまだ治療の継続が必要な段階であることがわかりました汗
.
ユビーの診断では、まだ病院にかかったことがなく診断を受けていない方はもちろん、すでに診断を受けていてもセルフチェックとして診断することも可能でした。
.
この診断ツールで“もしかして摂食障害かも?”から、摂食障害の可能性が“ある”または“ない”とはっきりしてしまうことが不安な方もいらっしゃると思います。
なので皆さんそれぞれの判断で診断ツールを使うか使わないか決めてください。
.
次の項で述べますが、私も“もしかして摂食障害かも?”と思ってしばらくしてから、ユビーの診断ツールを使いました。
摂食障害かも?と思いつつ、“そんなわけない“とか“一時的なもの“と思い込もうとしていた時期があったので、その期間ははっきりさせたくなかったんだと思います。
でも結果的に、診断ツールを使用し自分の心身の状態を知ることができたことが、最終的に病院にかかり、今回復に向けて治療できているきっかけになったと思っています。
.
摂食障害かも?
心身の状態を知ろう!
〜摂食障害に陥るのは専門家でも例外ではなかった〜
摂食障害は、専門的な知識を持つ精神科看護師や医療従事者でも例外ではありません。私が実際そうでした。
私は精神科看護師・保健室の先生としての経験があり、摂食障害に関する知識は他人より持っていたはずでした。摂食障害を持つ方の心のケアも行ってきました。
しかし自分自身の心身の状態への気づきには疎かったようです。
.
第1話でもお話しましたが、振り返ってみても大きなきっかけと思えるものはなかったように思います。
なのではっきりと「この段階からこういう症状が出て〜」と書くことができないのですが、2023年ゴールデンウィーク中の旅行でたくさん食べ歩きをしたせいで、短期間で一気に+2kg増量したのが、減量への「始まり」だったと思います。
.
自己流でまず始めたダイエットは食事制限・運動でした。
当時保健室の先生として働いていた私は1人体制だったので、常に保健室を開けておかなければと思っており、お昼ご飯の休憩をとることが難しいと感じていました(実際お昼の時間帯から午後にかけて保健室に来室する子どもが多かったです)。
それならちょうど食事制限中だし、お昼ご飯を抜いてしまおうと昼食摂取をやめてしまいました。
.
ゆっくりとですが落ちていく体重に“嬉しい”気持ちと“達成感”がありました。
それと同時に毎日食事のこと・体重を落とすことが頭を支配するようになっていき、支配は徐々に広がって、そればかり…というより“それしか“考えられなくなりました。
.
四六時中食事のことと体重のことを考えているので、「もうそればかり考えるのをやめたい。」と思うようになりました。
でもそれができない。そんな自分にムカつき、悲しくなり、1日の終わりに後悔し…。その時が「これって摂食障害かも?」と思った瞬間だったかもしれません。
.
【検査項目400/ダイエット関連74の遺伝子を解析】チャットジーン遺伝子検査キット↑最近話題になっている「遺伝子検査キット」。これインフルエンサーの方とかやっているのをYoutubeとかにあげていてすごく気になってます。
ダイエットを始めた時にこれを知っていれば“自己流“の食事制限にならず、自分の体質に合わせた減量ができたのかなと思ったり。
逆に今は回復に向けて自分の体質を知るために使ってみようかなと検討中です。
摂食障害は「自分には関係ない」と思っていたので、前項のような診断ツールを使って確かめるまでにはもう少し時間がかかりました汗
摂食障害かも?と薄々気づきはじめていたはずの私が、気づかないうちに摂食障害に陥っていたことを考えると、専門家も例外じゃなく誰にでも起こり得ることなんだと痛感しました。
.
いつも長文失礼します泣 2話はこのへんで。
今回、減量する上でまず「食事制限と運動を行った。」と書きましたが、徐々に食事制限・運動以外にも減量するための行動に移っていきました。
次回は、その経過と内容、その時の体の状態を“摂食障害“に関する情報と対比しながら書いていければと思っています。
.
.
「向き合っているのは自分だけじゃない、一人じゃない。」
.
それでは、また〜🪽
.
→Instagramよろしければフォローしていただけると嬉しいです。